Far Eastern Review

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ASUS Atomクアッドコアプロセッサ4GBのRAM搭載のZenFone2が日本発売決定か 5インチ版も噂あり

2015年格安スマートフォンの大本命Zen Fone2が3月より発売予定(日本では4~5月)

※5インチ版の追記あり

 

ASUSはアメリカラスベガスで行われたCES2015(国際家電見本市)にてZenFone2の発売を発表した。

 

 

 
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ZenFone2は、昨年日本版も発売されたZenFone5の後継機となる。前回は5インチでの意味だったが今回より2代目という扱いだろう。
 
2015年、格安SIMフリースマホの大本命ともいえる当機種は台湾、中国、香港等で2015年3月発売予定となっている。価格は199ドル~(¥24000~)となっており、日本版は4-5月頃と予測されている。
199ドル~はおそらく廉価版のZE550MLの価格と思われる。ZE551MLは299ドル~くらいの値段設定だろう。RAM4GB版はすでに中国のサイトで439ドルで予約販売されている。
 

台湾版の価格が正式決定

台湾でzenfone2がついに発売 販売価格も判明 - Far Eastern Review

 

 
 
スペックは以下の通り。
 

スペック

型番ZE551ML(他に廉価版のZE550MLもあり)
 
•OS Android5.0 Lollipop
•CPU Inter Atom Z3560/Inter Atom Z3580
GPU POWER VR SERIES6/G6430
•RAM 2GB/4GB LPDDR3
•ROM 16/32/64GB ASUS WebStrage 5GB付(永年無料)
•ディスプレイ 5.5インチIPS液晶 マルチタッチ対応 ゴリラガラス3
•解像度 1920×1080 FULL-HD 403ppi
•サイズ 152.5×77.2×10.9~3.9mm
•重量 170g
•バッテリー 3000mAh 急速充電対応
•カメラ 13MP(リア F2.0)光学3倍ズーム デュアルLEDフラッシュ搭載 5MP(フロントF2.0 広角85度)
•対応ネットワーク FDD-LTE(BAND1.2.3.4.5.7.8.9.17.18.19.20.28.29)
TDD-LDE(BAND38.39.40.41)
WiFi 802.11 a/b/g/n/ac
•Bluetooth4.0 GPS Gセンサー 近接センサー 光センサー デジタルコンパス
•Micro SIM(Dual SIM) micro SD(64GBまで) microUSB 3.5mmオーディオジャック
NFC
•カラー Osmium Black/Glamour Red/Ceramic White/Glacier Glay/Sheer Gold
 
 
 
RAMが最大4GB搭載でストレージが16~64GBとなっている。
まさにパソコン並みの性能を擁し、LTEカテゴリー4に対応。下り最大150Mbps上り最大50Mbpsの通信が可能。未発表ではあるがLTE-Advance(キャリアアグリゲーション)にも対応との情報もある。
Dual SIM搭載で多くのネットワークに対応しているためiPhone6並のグローバルフォンとして期待される。ただし、国ごとに仕様が変わるためこのスペック通りのネットワークとなるかは現在不明。
 
 
 
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急速充電対応でわずか39分間で0→60%まで充電できる。
画面についても前回より大幅に解像度が上がっており、1920×1080 FULL-HD 403ppiと
iPhone6と全く変わらない数値だ。
 
 
 
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個人的に特筆すべきなのは、カメラの性能だろう。世界では自撮りがブームとなっており、リアの1300万画素F値2.0は日本のスマートフォンとしては普通だが、フロントの500万画素F値2.0広角85度のレンズはかなり期待できる。
どちらでも明るい写真が撮れるので、この価格帯のスマートフォンカメラとしては満足できるだろう。
また背面のカメラの下にボリュームボタンが搭載されているので、カメラのシャッターとしても使用できるのではないだろうか。セルフモードで美顔などもあり、今の流行りを的確に捉えている。
 
 
 
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前回より評価が高いZen UIも刷新とのこと。
 
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カラーはOsmium Black/Glamour Red/Ceramic White/Glacier Glay/Sheer Goldの5色で選択肢が多い。本国台湾では前回は赤が人気だったとのこと。今回も色の質感はかなり良さそうだ。
 
 

日本での使用について

 
ASUSは日本市場にも非常に興味を持っているので、日本版が発売されることはまず間違いないだろう。
 
カタログ通りのネットワーク対応だとすると、国内のキャリアで通話と通信を問題なく使えるのはドコモ、ソフトバンクとなる。
 
ドコモ/ドコモ系格安MVNO等
FDD-LTE1/3/19 対応
W-CDMA 1 対応
 
 
ソフトバンク/Yモバイル
FDD-LTE1/3/8 対応
W-CDMA1/8/9 対応
 

au/mineo等

FDD-LTE1/18/19 対応

TDD-LTE41 対応(WiMAX 2+に対応)

CDMA2000には未対応なので、通話は不可だろう
ただしFDD-LTEBAND18は世界的にみてもauのみの使用なので、ここに対応しているということは、日本版がVoLTE対応で販売され通話も問題なく使える可能性がある
 
 
 
各キャリアともそれぞれ対応しているので日本版の仕様次第では、かなりの人気が出るのではないだろうか。2015年の格安スマホの本命となる可能性が高い。
 
また噂では3月に5インチ版も発表されるのではないかと言われている。そうなると選択肢も増えるので、安易に海外版に飛びつくのはやめた方が良さそうだ。
 今後、詳細が判明次第、記事をアップデータしていく予定。
 
 
※追記

2015/2/16
台湾にて5インチ版のZenFone2の写真が流出

スペックは抑えられており、RAM2GBでROMは16GBの選択肢のみ
またカメラのLEDフラッシュもシングルになっているとのこと
また詳細が入り次第、更新予定。
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