LCCを使って格安で台湾に行こう 2015年羽田成田首都圏東京版
LCCを使って安く旅行へ行こう
最近よく話題になるLCC(格安航空会社)を使って台湾またそのほかの場所へ安く行く方法を紹介
LCCとは
まずLCCとはANAやJALのような航空会社とはどう違うのだろうか。
LCC ローコストキャリア 格安航空会社
効率化によって安い運行費用を実現した航空輸送サービスを実現した航空会社のこと
搭乗者に直接影響がある点をわかりやすく言うと、
・食事と飲み物が有料
・預け荷物が有料(含まれているプランもあり)
・便を変更する手数料がかかる
・キャンセルの場合、会社によって手数料がかかったり、できない場合がある
・フライトの出発時間の変更がたまにある
・映画が見れない
などが挙げられる
しかし台湾に行くという目的の場合、わずか3時間ほどのフライトで食事やドリンクが
必要なのであろうか。また映画なども楽しみの一つではあるがあえて必要なわけではない。そしてANAやJALなどでも出発の時間変更などはよくあることだ。
ちなみに今までLCCを20回ほど利用しているが運がいいのか遅れたことは1度しかない。(しかも20分ほど)
それを上回る利点が価格だ。
日本から台湾への旅券価格
通常首都圏より台湾へ行く場合、羽田か成田空港を使用することになる
羽田→台北松山空港
成田→台湾桃園空港
羽田から行くのが一番ベストだ。なぜなら到着する松山空港は台北市内にあり
台北駅などの中心部へMRT(市内を走る電車)やタクシーでわずか20分ほどの距離にある。また小さな空港なので入国までの時間がとても早い。お金があるなら迷わず羽田出発をオススメする。
一方、桃園空港は日本でいう成田空港のような位置づけだ。市内からはバスかタクシーのみでしか行けないし、空港も広いのでとにかく歩く。
1時間ほどは台北市内までかかるのでとにかく面倒くさい。(現在、市内からMRTが桃園空港までつながる計画がある)
航空券がどれくらいの価格なのだろうか。skyscannerで調べてみた。
※skyscanner とはチケットの価格を調べるときに使うとても便利なサービス
格安航空券検索Skyscanner | スカイスキャナーで航空券検索比較
android app版
Skyscanner格安航空券検索 - Google Play の Android アプリ
iOS app版
2015年のゴールデンウィーク(2015/5/2~5/6)だといくらなのだろうか。
調べる時期によって値段が違うためあくまで参考程度と思ってほしい。(通常、航空券の価格は買う人が多くなるほど値段が上がっていくため、早く買えばお得だ)
⚫︎検索日 2015/3/3
⚫︎旅行期間 2015/5/2~5/6
⚫︎羽田⇔台北松山空港
なんと一番安いチケットで¥83,320もする。しかも台北に夜9時に着く最悪の時間帯だ。
(上午•••午前 下午•••午後 のこと 私の時間設定が台湾表記のためこうなっているがスマホの設定により表記は変わる)
次に成田発着便を調べてみた
検索日 2015/3/3
旅行期間 2015/5/2~5/6
成田空港⇔台湾桃園空港
一番安いチケットが¥52,660
この普段あまり聞かないバニラエア。これがLCCといわれる会社だ。
ちなみにANAやJALのようなすべてのサービスが付く航空会社で一番安いチケットは
キャセイパシフィックの¥79,060が最安。
(トランスアジア航空は先日、台北市内で墜落事故を起こした航空会社。現在人気が落ち価格が安くなっているため参考外とした)
つまりLCCは通常の航空会社よりこの時期、約¥25,000ほど安く台湾に行けることになる。この時期は1年でも特別高い時期なのであまり衝撃的に安いわけではないだろう。
そこで別の日程で調べてみた。
検索日 2015/3/4
旅行期間 2015/7/17-7/20
7/18の海の日の休日を利用して、17日を有給を取り3泊4日の日程と仮定
羽田⇔台北松山空港
最安値はエバー航空の¥52,330
(エバー航空は台湾のキャリアでキティジェットを飛ばしていることで有名 キティちゃんが好きな方にはおすすめ)
一方、成田空港発着は
検索日 2015/3/4
旅行期間 2015/7/17-7/20
7/18の海の日の休日を利用して、17日を有給を取り3泊4日の日程と仮定
成田空港⇔台湾桃園空港
最安はスクート航空の¥30,500とかなり安くなっている。¥30,000なら東京から新幹線で大阪を往復する金額とあまり変わらない。
さらに衝撃的なのはこのLCC、よくセールを行っている。主なセール金額はバニラエアを例にとると
なんと成田⇔台湾桃園空港が最安片道¥5,900で行くことができる。もちろん条件があり預け荷物別途、空港使用料別途かかるが往復総額¥15,000ほどしか、かからないのだ。預け荷物20kgだと一番安い値段が往復¥24,000ほどになる。しかも上記の画像を参考にしていただくとわかるがゴールデンウィーク中も期間内なのである。
いかにLCCが安いかは分かっていただけただろうか。
台湾⇔羽田・成田間を飛ぶ主なLCC
現在、台湾(台北)と東京(羽田・成田)間を結ぶLCCの会社は
以下の通り
SCOOT(スクート)
シンガポール航空が出資する国際長距離線を運行する格安航空会社
成田・台北間は往復ではなく成田→台北→シンガポールと、途中の経由地としての位置づけだ。もちろんこのスクートを使ってシンガポールまで安価で行くことができる
Low Cost, Long Haul Airline with Unique Attitude | FlyScoot.com!
自動で日本語のページに飛びます
2015年4月3日~8月31日のフライトスケジュール
成田→台湾桃園
発11:55(日本時間) 着14:25(台湾時間) 所要時間3時間30分
金曜日のみ 発15:30(日本時間) 着17:30(台湾時間) 所要時間3時間
※台湾時間は日本時間マイナス1時間
台湾桃園→成田
発6:35(台湾時間) 着10:45(日本時間) 所要時間3時間10分
バニラエア
【公式】バニラエア (Vanilla Air) - 国内 海外 レジャー・リゾート路線のLCC 格安航空券の検索・予約
ANA(全日空)の100%子会社で日本内外の観光路線をターゲットにした格安航空会社。2015年3月現在、日本の成田空港を中心として7路線が飛んでいる。(札幌・那覇・奄美大島・韓国ソウル・台湾桃園・台湾高雄・香港)
2015年4月~のフライトスケジュール
成田→台湾桃園 1日3便
- 発7:35(日本時間) 着10:30(台湾時間) 所要時間3時間55分
- 発17:35(日本時間) 着20:30(台湾時間) 所要時間3時間55分
- 発21:20(日本時間) 着00:15(台湾時間) 所要時間4時間
※台湾時間は日本時間マイナス1時間
台湾桃園→成田
- 発3:30(台湾時間) 着7:50(日本時間) 所要時間3時間20分
- 発7:15(台湾時間) 着11:35(日本時間) 所要時間3時間20分
- 発11:10(台湾時間) 着15:30(日本時間) 所要時間3時間20分
ピーチ
http://www.flypeach.com/jp/ja-jp/homeJP.aspx
現状では首都圏から台湾へ行く便はないが、羽田空港と台湾を結ぶ便の就航を計画している
TIGER AIR
シンガポール航空傘下のタイガーエアウェイズとチャイナラインによる合弁で設立されたLCC
成田⇔台湾桃園 成田⇔高雄 を就航予定 当初は2015年3月ごろと予想されていたが延期になっている模様
V Air(威航)
台湾のトランスアジア航空によって設立されたLCC
当初は2014年中に成田へ就航予定とニュースになっていたがこちらも延期されている模様
現在、東京首都圏からは2社(スクート・バニラエア)のみの選択肢しかないが2015年中には羽田からも台湾行のLCCができ更に便利になる模様。益々台湾へ行くことが容易になる。LCCを使って安く行くことにチャレンジしてほしい。
後日、LCCの特に安いチケットをゲットする方法を記載予定。